シェアの経済学

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Eテレで毎週水曜 午後10時からオイコノミアというピースの又吉直樹さんが出演している経済学について教えてくれる番組があります。

経済学っておいしいの?

中年の上司

情報を知っている人が得するこの世の中。

特に経済学を学べば、より得した気分の人生が味わえると悟ったので、積極的にこの番組を録画するようになりました。

今回は「みんなで使えばトクをする!?シェアの経済学」の放送についてです。

シェアといえば共有、他人と物を共同で利用するというイメージの単語でした。

このシェアすることで経済学的にもトクをするというお話です。

ルームシェア

昔からルームシェアという単語は聞いたことがありました。

見ず知らずの人と共同生活する海外の文化というイメージでしたが、最近は日本でもこのルームシェアが流行っています。

経済学において、ルームシェアは『規模の経済』に該当します。

生産量が多くなるほど、単位当たりのコストパフォーマンスが良くなる。

たこ焼きを1人前作るよりも100人前作ったほうが、固定費として購入したタコ焼き器の元が取れる、みたいな感じです。
借家で言うと固定費は、家賃、冷蔵庫、洗濯機、クーラー等になりますね。

民泊

また、最近だと民泊という単語も聞くようになりました。

これはハウスシェアで、空き家や空き部屋を、旅行者に貸し出すサービスです。

東京オリンピックが開催された際には、外国の方がわんさかやってくるので、東京にあるホテルや旅館だけじゃ足りなくなると言われています。なので、今のうちから民泊サービスに手を伸ばしておけばウハウハですね。

ですが、日本は法律的に民泊サービスが展開しずらい状況となっています。

民泊は旅館やホテルには当てはまりませんが、民泊に対する法律がないので「旅館業法」を適用しています。
興味があったら調べてみてください。

ライドシェア

日本では馴染みがあまりないですが、ライドシェアというものが海外では流行っています。

簡単に言うと、お金を払って乗せてもらうヒッチハイクです。

仲介業者に携帯で電話して来てもらうシステムです。日本だと違法(自家用車をタクシーに使うのは白タクに当たる)になるので真似しないでください。

ゲストの渡辺直美さんは海外在住中にライドシェアをよく利用していたそうなのですが、評価システムがあったそうです。
確かに知らない人を車に乗せたり、知らない人の車に乗ったり、正直怖いです。

評価システム

そこをうまく対策しているのが特徴的な評価システム。

貸した人の評価だけではなく、借りた人も評価されます。そうすることで、借りた人は行儀良くします。

借り手の評価が悪いと一緒に乗るのが嫌だとキャンセルされ、結果的に利用できなくなってしまいます。このため、マナーを守る人が多くなる仕組みです。

また、貸し手も評価を上げたいので、お水を無料で提供するなどのサービスをします。
この評価システムを考えた人は天才ですね。

サービスをうまく軌道に乗せるためには、まず素晴らしい評価システムが必要だということが分かりました。

これはサービスだけでなく、会社も同様ですね。

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会社員Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は100万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界にもちょっと慣れてきました。

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