ダウンロード数と収入報告!スマホアプリの個人開発は儲かるのか?

この記事は約 13 分で読めます。

サラリーマンを辞めて、自由にスマホアプリの開発で食べていきたい。

けど、実際稼げるか分からないし不安だわ。

副業としてアプリ開発をやってみたいけど、時給的にどうなんだろう?

そんな疑問、あるあるですね。

そのような疑問を副業で個人開発を始めて4年半になる会社員Shiraが、赤裸々に全てを語らせていただきます。

スマホアプリの個人開発は儲かるのか?

女子高生がデコピンされる

私も『アプリ開発』『個人開発』『広告収入』これらのキーワードでネット上を何百回も検索してきました。

で、色々と参考にさせていただいた恩返しも兼ねて、私自身がプライベートでリリースしてきたアプリの広告収入やダウンロード数を公開することにしました。

アプリ開発でのお金の稼ぎ方

実績を報告する前に、アプリ開発を行いアプリをリリースする訳ですが、実際にどうやってお金を稼ぐのか?まずはそこから説明します。

大きく分類して稼ぎ方は以下の3種類です。

  • 有料アプリ
  • アプリ内課金
  • 広告収入

上記稼ぎ方は組み合わせる事も可能です。

有料アプリの場合、広告はつけずアプリ内課金もなし、最初にダウンロードする時に一括でお金を支払い、その後はお金が不要というものが一般的です。

無料アプリの場合は、広告を表示、かつアプリ内課金にも対応しているのが多いです。

以下にそれぞれの稼ぎ方について深堀して説明します。

有料アプリで稼ぐ

これはイメージしやすいと思いますが、Android向けアプリマーケットの「Google Play」やiPhone向けアプリマーケットの「App Store」に有料でアプリをリリースし、それを購入(ダウンロード)してもらうことで利益を得る方法です。

Google PlayとApp Store、どちらも有料アプリを販売した場合、取引手数料として、その売り上げの30%が徴収され、残りの70%が開発者へ支払われます。

例として100円のアプリが100ダウンロードされた場合、100 * 100 * 0.7 = 7,000円が、開発者に支払われることになります。1000ダウンロードなら7万円、1万ダウンロードなら70万、100万ダウンロードなら7,000万の収入を得ることになります。

7000万円も稼げるなんて夢がありますね。ですが、100万ダウンロードなんて個人開発者が狙うにはとてつもない数字です。かの有名なファミコンのドラゴンクエストが150万の販売本数ということをイメージすれば、途方もない数字だということは理解していただけると思います。

また、アプリの金額は開発者が自由に決めることができます。中には2万円のアプリなどもマーケットには存在します。2万円なら1つダウンロードされるだけで、その70%の14,000円を手に入れることができます。頭を使って2万円で購入したいと思えるアプリがリリースできるのであれば、とても稼げそうな気がしますね。

アプリ内課金で稼ぐ

アプリ内課金とは、ダウンロードする時は無料なのですが、プレイ中にお金を支払うことによって、レアなアイテムを手に入れたり、スタミナを回復したり、ガチャガチャをさせたりすることでお金を徴収するパターンのものです。

有名な『パズドラ』や『モンスターストライク』などがこの、アプリ内課金に該当します。

私はスマホアプリでは基本的に課金しない派(無課金)だったのですが、アプリ開発の調査の一環として課金する人の気持ちを理解する必要があると考えパズドラでガチャに大分お金を浪費しました。あの金玉が出て割れる瞬間のドキドキ感は最高ですね。

このアプリ内課金は、フリーミアム(Freemium)という、基本的には無料でアプリを提供し、機能の拡張や、より楽しむためのアイテム供給に料金を課金する仕組みのビジネスモデルです。

個人的にはこのフリーミアム戦略が一番稼げる方法だと思っています。

任天堂がリリースした『スーパーマリオラン』も、このアプリ内課金に該当するパターンです。私はiPhoneを持ってないため、まだプレイしたことがないのですが、Android版「Super Mario Run」は、2017年3月に配信を開始します。とのことなので、とても楽しみです。

広告収入で稼ぐ

アプリの画面内に広告を表示して、それをクリックしてもらうことで収入を得る方法です。

広告を配信する会社をアドネットワーク事業者というのですが、メジャーなところで以下があります。

アドネットワーク名 運営会社
Admob Google
MoPub Twitter
Nend ファンコミュニケーションズ
Amoad サイバーエージェント

ちなみに私はAdmobしか利用したことがありません。海外展開しているアプリなら、Admobが一番安心だと思います。

広告の種類もいくつかあります。

広告の種類 概要
バナー 画面の上部や下部に表示される長方形の広告です。
インタースティシャル ゲームクリア後などに表示される全画面広告です。
動画広告 動画を見てもらうことで収益を得ます。最近よく見かけます。

なるべくユーザーの迷惑にならないように配慮することが大事ですね。必死にクリックさせるように広告をやらしく配置したところで、クリック単価が下がってしまうので誰も得しませんので。

アプリのダウンロード数と収入報告

それでは、アプリのダウンロード数と収入を報告いたします。

公開アプリ一覧と総ダウンロード数

以下は私がリリースしたアプリの一覧です。

定期的にダウンロード数は更新していきます。

2016/10/14時点

総ダウンロード数は約68万です。

アプリ名 価格 総インストール数 平均評価/合計数
CSV Viewer 無料 302,313 3.85/1,473
Local HTML Viewer 無料 247,193 3.87/808
Text Viewer 無料 96,649 3.88/399
CSV Modify 無料 35,264 4.25/317
PackageManager 無料 2,675 3.83/12
CSV Viewer Core 有料100円 350 4.17/12

2016/12/28時点

総ダウンロード数は約72万です。
なお、前回 2016/10/14時点からのアプリアップデートはありません。

アプリ名 価格 総インストール数 平均評価/合計数
CSV Viewer 無料 323,662 3.86/1,509
Local HTML Viewer 無料 252,625 3.87/816
Text Viewer 無料 103,145 3.91/416
CSV Modify 無料 38,676 4.25/338
PackageManager 無料 2,725 3.83/12
CSV Viewer Core 有料100円 364 4.17/12

2017/02/05時点

総ダウンロード数は約74万です。
なお、前回 2016/12/28時点からのアプリアップデートはありません。

アプリ名 価格 総インストール数 平均評価/合計数
CSV Viewer 無料 333,262 3.86/1,532
Local HTML Viewer 無料 254,943 3.87/819
Text Viewer 無料 105,991 3.92/425
CSV Modify 無料 40,277 4.26/345
PackageManager 無料 2,748 3.73/11
CSV Viewer Core 有料100円 370 4.23/13

公開アプリの詳細

アプリの詳細はこちらからご覧ください。

公開アプリ
シンプルアップ工房の公開アプリ達を紹介します。 ここで紹介するアプリ達は、会社員 Shira が個人で開発・リリースしたアプリですが、...

2012年の5月から開発を始めたので、かれこれ4年半くらい経過しています。

仕事がとても忙しい時期があったり、パズドラで課金したり、転職したりと色々あったせいで、あまり本数はリリースできていません。

公開アプリの詳細情報と収益報告

無料アプリがメインでiosなし。Androidのみ。マネタイズは広告収入のみ。

アプリのジャンルは開発者が使うようなツール系です。

この状況で毎月どれくらい稼げているかというと、15,000~20,000円くらいです。

4年半かけての総収入は571,378円になります。

これが多いのか少ないのかは人それぞれの価値観で変わると思いますが、時給に換算すると可哀そうな金額です。

ツール系のアプリなので、カジュアルゲームのように収入が一気に下がらないのが唯一の救いです。

妻子持ち、お小遣い制の身としては、月2万程度の収入はとてもありがたいもので、大事に貯蓄しております。

全期間の広告収入(2017/04/14時点)

全期間(2013/09/21~2017/04/13)の広告収入が 682,922円になりました。

全期間(2013/09/21~2017/04/13)の広告収入グラフ

このグラフを見ると中心くらいから、グンっと収益が増えているのが分かります。

この時期にインタースティシャル広告と言われる全画面に表示される広告を導入しました。

画面下にバナー広告を張るだけと比べ、大幅に収益が伸びました。

なるべくユーザーに不満を持たれないように、表示頻度は少なめにしてあります。

それでもこの効果。

アプリで稼ぐならインタースティシャル広告の導入は必須です。

アプリ別の広告収入(2017年03月分)

私は広告で稼ぐアプリを5つリリースしているのですが、2017年03月の収益内訳はこんな感じです。

アプリ名 広告収益 全体の割合
CSV Viewer 9,242円 56%
Local HTML Viewer 3,442円 21%
Text Viewer 3,056円 19%
CSV Modify 697円 4%
PackageManager 1円 0%

合計 16,438円です。

この結果を見ると、アプリは数多くリリースして稼ぐものなんだ。としみじみ感じます。

最近はアップデートも全くしていないため、徐々に広告収入は減ってきました。

そろそろ新しいアプリをリリースしたいと考えていますが、なかなかやる気がでなくて困った感じです。

ダウンロード数の考察

正直、リリースしたアプリがこんなにダウンロードされるとは予想していませんでした。

次回のアプリ開発に活かすためにも、独自視点でダウンロード数が稼げた理由を分析します。

海外展開は必須

稼ぎたいなら海外展開は必須です。

2016-12-28 時点で各アプリにおける、日本と海外のダウンロード比率は以下の通りです。

アプリ名 全世界のインストール数 日本のインストール数 日本の割合
CSV Viewer 323,662 16,549 5.11%
Local HTML Viewer 252,625 20,255 8.02%
Text Viewer 103,145 12,098 11.73%
CSV Modify 38,676 1,290 3.34%

個人開発なのに海外展開とかスケールでかすぎ!と気が引けるかもしれませんが、要するに言語のローカライズ対応です。

私がリリースしているツール系のアプリは、全て「日本語」と「英語」に対応させています。

正直、私は英語が得意ではありません。ですが、google翻訳を使えば、それなりに英語にできます!

コツとして、日本語を英語に翻訳した後、その英語を日本語に翻訳して、それなりに読める日本語かチェックします。

読めれば問題なし。

意味不明な感じになったら、微調整して再度翻訳を繰り返します。

これからは中国語にも対応させた方が良いのかもしれませんが、中国語はPCでの文字入力の仕方すら、よく分からないため敷居が高いです。(汗

ブルーオーシャンだった?

そもそも私は欲しいツールが、GooglePlay で見つけられなかったために、ツールを自作、それをリリースしました。

よって、競合のアプリが存在しなかったことが、ダウンロード数を稼げた最大の理由であったと考えています。

ということは、現在においても欲しいツールがGooglePlayに存在しない。イコール、自作してリリースすれば稼げる。という図式が成り立つ可能性は高いはずです。

是非、あなたが欲しい!と思うツールを開発し、リリースしてみて下さい。稼げる可能性が高いですよ!

ちなみに私が現在欲しいツールはこちらに纏めてあります。

【商用利用OK】個人開発者必見!!スマホアプリのアイデア公開
とりあえずアプリを作って小銭を稼ぎたい。 でも何を作ればいいんだろう? そんなあなたに朗報です。 ご自由に使っていただける...

有料アプリの必要性について

広告がないバージョンを有料で良いからリリースして欲しいと要望があったので『CSV Viewer』から広告を抜いた『CSV Viewer Core』を100円でリリースしました。

これはマネタイズとしては失敗です。

バージョンアップする度に毎回両方のリリース作業が必要となります。
そのくせ有料版はあまりダウンロードされません。

おそらく有料版を購入してくれる方ならアプリの使用頻度も高いので、100円分の広告クリックは容易に稼げます。

よって、広告を外したものを有料版としてリリースする。このパターンだけは個人的にお勧めしません。

マネタイズを優先してアプリを開発する場合、基本バージョンアップの方向性はユーザーの要望に合わせるのではなく、自分が信じるポリシーに従うべきです。

アプリ開発は転職に有利

アプリ開発を行うことによるメリットは何か?

あなたがIT業界に身を置いているのならば、最先端の技術と知識が身に付き役に立つこと間違いありません。

また、会社の仕事だけやっていたら、技術者として視野の狭い人間となってしまいます。

今は一つの会社だけで生涯を終える人は少ない時代となっています。

転職する際に

アプリをリリースしてます。

と発言するだけで、とても有利なのは明白です。

ちなみに私は37歳の時に転職を一度経験しています。興味がありましたら、こちらもご覧ください。

【IT系】30代後半の転職で失敗しないための、たった1つの考え方
転職するか今の会社を続けるべきか、迷っていませんか? 私は迷いました。 30代後半の転職に失敗したくない 転職するのっ...

アプリ開発の壁

アプリ開発の収入でサラリーマン並みの収入を得ることができるか?

正直、かなり困難です。

いかに素晴らしい技術を持っていても、いかに画期的なアイデアがあったとしても、稼ぐことは難しいのです。

その理由は、プロモーションです。

いくら良いものを開発、リリースしたところで、ダウンロードされなければ何も始まりません。

プロモーションがうまくできず、せっかくリリースしたのにダウンロード数が一桁。

というのはよくある話です。

開発もできてプロモーションもできる人は極少数だと思います。

よって、まずは副業から開始することをオススメします。

ちなみに本サイト(シンプルアップ工房)では、アプリレビュー依頼を受け付けております。

個人開発者必見!Androidアプリのレビュー依頼を受付けます。
大手レビューサイトに相手にしてもらえない。そんなあなたに朗報です。 シンプルアップ工房(本サイト)でレビュー記事を書きます! めんど...

アプリ開発で稼ぐために

結論としては、マネタイズを考慮したアプリをリリースし、運が良ければ儲かります。

私のアプリは日本ではあまりダウンロードされず、海外の利用者が圧倒的に多いです。

クリック単価を考慮した場合、ダウンロードする日本人の割合が多い場合は、もっと収入が見込めます。

また、広告収入をメインとする場合、ユーザーのアプリ使用頻度が最も重要となってきます。

ダウンロード数が少なくても、日本人をターゲットとし、定期的に起動させ、そこそこ利用するアプリであれば十分勝負できると考えています

ただし、サラリーマンの収入くらいアプリ開発で稼ぎを得るのは相当難しいです。

そこで、稼げるアプリを作るための戦略を練ってみました!

アプリ開発で稼ぎたい方は見てください。

アプリで稼ぐ戦略を評判のレストランから学ぶ
アプリを適当に開発してリリースしたところで大したお金は稼げません。 だからといって、検討に検討を重ねた結果、開発したアプリでお金を稼げ...

これからアプリ開発を始める方に

現在、スマホアプリを開発するための環境は沢山あります。

とりあえず興味があるからアプリを作ってみよう。

と考えているあなたが最初に悩むポイントは開発環境の選択です。

そんなあなたのために以下コンテンツを作成しました。

【2017年版】スマホアプリ開発環境の種類一覧と選び方
スマホアプリを開発するにはPC上に開発環境を構築する必要があります。 この開発環境を構築するという作業は結構大変です。 色々と必...

是非参考にし、時間を有効活用してください。

まとめ

結局、どうなの?

要点をまとめます。

  • ツール系のアプリを6つリリースした。
  • 運良くトータル70万ダウンロードされた。
  • 4年半かけての総収入は571,378円
  • 時給に換算すると可哀そうな金額
  • ツール系アプリの広告収入は安定
  • ダウンロード数を稼ぐなら海外展開は必須
  • 自分が欲しいツールを作るべし
  • 広告なしバージョンの有料アプリはマネタイズにならない
  • アプリ開発、リリースで転職が有利になる
  • 運が良くて小遣い程度の稼ぎと考えた方が良い
  • 稼ぎたいならアプリを沢山リリースするべき
  • 稼げないアプリは早めに見切りをつけた方が良い
  • 広告アプリで稼ぐなら全画面広告は必須
  • 全画面広告の表示頻度は控えめにすること

これらは会社員Shiraが、今までの経験と実績から導き出した答えです。

当然のことながら、全ての方に当てはまる内容ではありません。

参考程度にとどめて頂けると幸いです。

最後に、個人がアプリをプロモーションするならブログを運営するのが良いのではないかと注目しており、現在検証中であります!

ブログマーケティングは個人開発者の救世主だ!!
リリースしたアプリが全くダウンロードされない!毎日ダウンロード数をチェックするが、いっこうに増える気配がない。 それはそうですよ。 ...

また、昨今のご時世、サラリーマンの給料だけでは家族を養っていくのは困難になりつつあります。不安な未来を払拭するためにも副業を積極的に行うべきと考えております!

収入を安全に増やす方法!副業で在宅ワークをオススメする理由
サイトのアクセス数より収入(日々数円)を見ているのが好き。 どんどん邪気が増してるシンプルアップ工房代表の主婦 Chimaです。 「...
The following two tabs change content below.
Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は70万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界で日々悪戦苦闘してます。
スポンサーリンク
広告
広告

当記事がお役に立ちましたらシェアして頂けると嬉しいです。

フォローする