本記事は 2018/5/2 に「会社員Shiraの日記」で 公開されたものを本ブログに引っ越しさせたものです。
私はWordPressでブログを書くためにxserverというレンタルサーバーを利用している。
月額1000円くらいの利用料でスペックには満足している。ブログを運営する上では今のところ何も問題ない。
ブログ以外にもサーバーを利用した方がお得と考え、phpのフレームワークで今後一番需要がありそうなlaravelを利用してapiサーバーを構築してみた。
xserverでlaravel5.5が構築できる?
結論から言うと構築できる。
xserverはsshが利用できるため、サーバーでコマンドがある程度叩ける。よって、頑張れば結構なんとかなる。
ただし、sudoコマンドは利用できない。だからルート権限が必要なパッケージの導入はできない。
gitやphpはローカル環境にインストールすることで何とか最新版が利用できるようになる。
xserverで必要なパッケージが全てインストールできる?
一部のパッケージはどう足掻いてもインストールできなかった。
ネットを調べた感じ該当パッケージをインストールできた方もいるみたいだから私の技術力が足りないだけかもしれない。
もしくは、xserverが運用上のセキュリティを考慮して最近制限をかけたのかもしれない。
まぁ難しいことは諦めるのも一つの手だ。無駄に徒労することは避けたい。
xserverで何ができない?
vue.jsの環境構築ができなかった。
追記 2018-10-15
頑張ったら何とか構築できました。
詳細は記事下の方に追記してます。
node.jsは何とかインストールできたが、vue.jsで画像加工用に使っていると思われるパッケージをどう足掻いてもインストールできなかった。
laravelで認証機能を実装するためにpassportを導入、これのフロントページのサンプルがvue.jsで作られている。
上記理由により、サンプルページの挙動が確認できなかった。
まぁ認証機能自体は利用できたので良しとする。
gitでhttpsだと取得できない?
調べた感じ、gitにcurlを組み込んでビルドすれば取得できるようになるみたい。
xserverは、これができなくて手詰まりだった。
最近のxserverを利用、かつgitでhttpsから取得できる環境を構築できた方がいたら、是非やり方を公開してほしい。
私と同じところで困ってる人が多数いると思うので感謝されること間違いなしだと思う。
まぁ、色々やりたいならvpsのレンタルサーバーを借りればいいじゃんという話もあるが、それを選んだら負けという自分ルールがある。
だからそれはやらない。
xserver で libpng を make でインストール
以下は 2018-10-15 に追記
ふと最近調べたらxserverにcurlを入れる手順を発見したので共有。
おお!これでフロントページのサンプルが表示できるのかと久しぶりに作業をしてみたが
npm の install で以下のエラーが発生。
error code ELIFECYCLE
error errno 1
error pngquant-bin@4.0.0 postinstall: node lib/install.js
error Exit status 1
error Failed at the pngquant-bin@4.0.0 postinstall script.
error This is probably not a problem with npm. There is likely additional logging output above.
verbose exit [ 1, true ]
原因は「libpng がインストールされていない」とのこと。
そういえば思いだしてきた。
前に環境構築していたときもこのエラーが発生、どこのサイトを調べても
# yum install libpng-devel
で解決!みたいなのしかなかった。
xserverだとyumが使えないんですよね。。。
だがしかし、以下手順で自力ビルドしてなんとかなった。
$ wget --trust-server-names https://downloads.sourceforge.net/project/libpng/libpng16/1.6.34/libpng-1.6.34.tar.gz?r=http%3A%2F%2Fwww.libpng.org%2Fpub%2Fpng%2Flibpng.html&ts=1511065314&use_mirror=jaist
$ tar xvzf libpng-1.6.34.tar.gz
$ cd libpng-1.6.34
$ cp scripts/makefile.linux Makefile
$ ./configure --prefix=/home/<サーバーID>/opt/ LDFLAGS="-L/home/<サーバーID>/opt/ -lz"
$ make
$ make install
よし!と思い作業を続けていくと、また新たな問題が。。。
とりあえず、上記作業によって
vue.jsで作られたサンプルページは表示できるようになりました。
環境構築の道は険しい。
以上。
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