個人開発者にも役に立つ?システムの価値を考える

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本記事は 2019/3/9 に「会社員Shiraの日記」で 公開されたものを本ブログに引っ越しさせたものです。

システムの価値とはなんだろう?

アプリやサービス、日常の生活になじんだものから、会社で利用するもの。システムは至るところに存在する。

システムの価値とは

費用対効果で考える必要があると思う。

費用とは、そのアプリやサービスを利用するために払うお金だ。

初期導入費用から運用コスト、一般的にお金を払うタイミングはこの二点。

無料アプリはどちらも不要なので費用対効果は高いと思う。

その反面、自分に利用価値がないものは効果なしでプラマイゼロ、あってもなくてもいいものだと判断できる。

企業がシステムを導入する場合を考える。

勿論、企業は価値があるものしか導入しようとは思わない。個人も一緒ですね。

しかし、この価値とは何かを錯覚してしまうと、客観的に見て費用対効果が低いシステムを導入してしまう。

効果とは

大きく2つに分類できる。

目に見える効果と、目に見えない効果だ。

目に見える効果とは

日々の業務を改善。今まで必要としていた人的コストを自動化してカットするもの。

時間の短縮は数値化しやすい目安になる。

浮いた時間を時給に換算すれば、リアルな金額も算出可能だ。

目に見えない効果とは

逆に言えば、数値化できないものは目安にならない。

システム導入により売上が増えた。ユーザーが増えた。ユーザーの満足度が向上したなど。

これらもやろうと思えば目に見え数値化できるものだが依存関係が強すぎる。要するに、システム単体で効果を発揮したものなのか判断できない。

システム導入のおかげなのか?と疑いたくなる時期も来るだろう。

システム利用の辞め時

自分が思う費用対効果が逆転して損してる?と感じたタイミングだと思う。

客観的視点ではなく、個人の視点であることが重要。

一つ例として、私は長いことパズドラをやっていた。もともとアプリ開発のマネタイズに活かすべく課金者の気持ちを理解したくて始めたのだが、いつのまにか楽しくなって、当初の目的を忘れてしまっていた。

性格上、もったいないことが嫌いなので、スタミナを溢れさせないよう毎日頑張っていた。

それこそ仕事が忙しく眠くても、スタミナが溢れたら勿体無いと苦痛を伴いながらプレイしていた時期もある。

そしてふと気づく。

なぜ苦痛を伴いながらまで、努力して続けているのか?アホかと?

続けていた理由は今まで投資した時間やお金が無になることが勿体無く思い、惰性で続けていたのです。

それに気づいた時点でパズドラは引退しました。

価値を錯覚。よくあることだと思います。

失敗しないシステム導入

経験上、コストカットを目的に導入する場合、成功する可能性は高い。逆にそれ以外を目的とした場合、失敗の可能性は高くなる。

成功の秘訣は効果を金に換算することが容易なものを選ぶべきということになる。

個人開発者のマネタイズ

今回は利用者側の視点でいろいろ考察してみた。これらをもとに金が稼げるアプリやサービスを作る際に抑えるべきポイントも見えてくる。

ツールは手堅くゲームは一攫千金。そんなイメージもこのようなユーザー視点からくるものだと思う。

稼ぐことが目的ならターゲットの時短を狙う。もしくは目に見えるベネフィットを用意する。

これが本質なのだろうと最近は考えている。

以上。

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会社員Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は100万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界にもちょっと慣れてきました。

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