ConoHa の VPS で GitLab を導入した話

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本記事は 2019/2/24 に「会社員Shiraの日記」で 公開されたものを本ブログに引っ越しさせたものです。

結論から言うと、メモリが少ないサーバーで gitlab を導入するのはやめた方がいい。

以下に導入から削除するに至った経緯や、考察を述べます。

Git のホスティングサービスに何を使うのがいいのか?と迷っている方の参考になれば幸いです。

GitLab とは

Git を web 上で管理できるソフトウェアです。

GitHub と似たようなものです。

オープンソースなので自前のサーバーに無料で構築することができます。

GitHub 使いたいけど、そこまで費用はかけられない。そんな方の選択肢で最有力候補だと思います。

ConoHa の VPS を契約

3ヶ月くらい前から月額1000円くらいで ConoHa の VPS を利用しています。

同じくらいの値段で3年前くらいから Xserver も利用しており、そちらではワードプレスを利用したブログを運営しています。

Xserver ではブログ以外にも、Lalavel を使った API やら、javascript を使ったツールなど色々作ってみました。

しかし、Xserver では sudo が使えないため、環境構築で挫折することが多く、モチベーション維持が困難でした。

そんな理由で ConoHa の VPS を契約しました。

ConoHa の VPS に GitLab を導入

最近は会社で中のいい人と一緒にサービスを作ろうと活動しています。

私達はこれを jk-project と呼んでいます。自由気ままなプロジェクト、略して jk-project です。

女子高生プロジェクトではありません。ちょっと前まではジャンケンプロジェクトでした。今は違います。

チームで開発するにはソースの共有が必要。その頃 は GitHub でプライベートリポジトリを無料で作ることはできなかったのです。よって、GitLab 導入に踏み切りました。

GitLab の導入

サーバーが汚くなるのを回避したかったので Docker を利用しました。

GitLab は Docker Composer も用意されており、環境構築自体はすぐにできました。

Xserver からサブドメインを発行、Aレコードを Conoha に向けて、Let’sEncrypt で SSL 化。そんな感じです。

GitLab 導入の結果

重すぎです。

一回の画面遷移に 10 秒くらいかかります。

VPS のメモリは 1G なのですが、明らかにメモリ不足が原因で性能がでません。

ちなみにネットを参考にしながら設定は最小限にしぼった状態です。

会社でも最近 GitLab を使い始めたんですが、そっちは 4G のサーバーを利用しており快適に操作できます。

GitLab 導入の弊害

ConoHa では API も作って利用してたのですが、そちらの性能にも悪影響がでてました。

シンプルな API なのにレスポンスが返ってくるまでに3秒くらいかかる始末です。

その結果、このサーバーでの GitLab 運用は無理だと見切りをつけました。

考察

GitLab を導入するなら、メモリが潤沢なサーバーを用意するべし。

API を提供するような性能を求めるサーバーに共存させてはいけない。

CI 周りは GitHub よりも充実してるらしいので、そちらがメインなら良い選択かもしれない。

三人までの共同開発なら GitHub を利用したほうが良い。

費用を抑えた Git のホスティングサービスとしては最有力候補だと思う。

ちなみに私は GitLab のリポジトリを GitHub に移行しました。Git だと移行も手軽にできるから便利ですね。

それではくれぐれもショボイメモリのサーバーで GitLab を運用することのないよう快適な Git ライフを満喫してください!

以上。

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会社員Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は100万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界にもちょっと慣れてきました。

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