「仕事がつまらない。」
「仕事が面白くない。」
「仕事に行くのが苦痛だ。」
今年入社したばかりの新入社員、同じ会社に15年勤めているサラリーマン、毎日同じ仕事ばかりしている公務員、いやいや記事を更新しているアフィリエイター、恥ずかしがり屋のユーチューバー。
仕事に対する不満はあるのが当たり前です。
不満なく仕事している人がいたら、それは変態です。
人生の仕事が占める割合
しかし、「仕事はつまらないものだ。」と考えるのはとても勿体ないことです。
なぜなら、日本人の平均寿命が大体80歳なので
1 日 24 時間、365 日、80 年で計算すると、あなたは 700,800 時間を生きることになります。
毎日 8 時間の睡眠をとる場合、活動時間は 467,200 時間です。
そのうち、20歳~65歳まで毎月 20 日働き、一日 8 時間勤務すると仮定した場合、86,400 時間の仕事をします。
どうですか、あなたは人生の活動時間の 2 割を仕事に費やすことになるのです。
残業が多い人なら 3 ~ 4 割くらい仕事してますよ!
「まじかよ。じゃあ仕事を楽しんだ方が良くね?」
そんな前向きなあなたに『仕事にやりがいを感じてる人の 働き方、考え方、生き方。』という本がピッタリなので紹介いたします。
『仕事にやりがいを感じてる人の 働き方、考え方、生き方。』という書籍
私はレビュープラスという本を貰う代わりにレビューを書くサイトに登録して、この本をいただきました。
興味があれば、こちらの記事をご覧ください。
本の構成
本の内容は著者であり、株式会社R4 に勤める「毛利 大一郎」様が、企業の求人や広報に関わる広告制作のため、個性豊かな10人の方に「働き方、考え方、生き方」をインタビューしたものとなっています。
目次はこんな感じです。
- はじめに すべての働く方へ
- 1.縁を大事にすれば、人生も仕事も良い方へ向かう。
- 2.自分の責任から逃げなければ、良い仕事や人に出会える。
- 3.仕事を好きになれないと、自分を好きになれない。
- 4.仕事とは、自分のプライドそのものである。
- 5.人生の目的が達成されれば、どんな仕事も楽しめる。
- 6.自分らしい働き方は、働かないと見つからない。
- 7.仕事は、楽しくあれ。
- 8.仕事は義務ではない。権利である。
- 9.やりたい仕事ができれば、労働条件は二の次である。
- 10.仕事以外の時間にも、やりがいの源泉はある。
- 本気で「なろう」と思うための補足資料
- おわりに 皆さまへの感謝
インタビューされた方の職業は、建設関係、新聞関係、運送関係、銀行関係、食品関係、営業関係、技術者関係とバラエティーに富んでいます。
内容はその人の半生を綴ったストーリー仕立てとなっており、予想に反して、本気出して働く前はブラブラしてた人が多い印象でした(笑
読んだ感想
読んでみた感想は、「人によって仕事を楽しむポイントが全然違うんだな。」という事です。
私は30代後半ではじめての転職を経験し、現在の会社が 2 社目というキャリアなのですが、今まで関係のあった周りの人たちも仕事をする目的は多種多様です。
物作りに集中したい人
人の管理をしたい人
ひたすらに楽を求める人
責任というプレッシャーを楽しむ変態
お金をがっつり稼ぎたい人
本当に色々な人がいます。
どの目的が正しい!どの目的が優れてる!なんて考える必要はありません。
どんな目的でもいい。楽しんで仕事をしている人が勝ち組なのです。
「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。」に近い感覚です。
仕事を楽しむ考え方
実際問題、仕事は楽しいものではありません。
お金を稼ぐために作業するのですから、責任というプレッシャーに胃を痛め、日々くりかえす作業に嫌気がさす時もあります。
「そんなことない。俺は仕事たのしいぜ。」
なんていう人は変態なので無視します。
そんな過酷な仕事を楽しむためには、考え方を変えるしかありません。
働く目的が大事
あなたは何のために働いてますか?
「金を稼ぐため。」
と当たり前のように考えていますよね?
確かにそれは正しい目的です。
間違っていません。
ですが、その目的だけでは仕事を楽しむことはできません。
断言します。
金稼ぎ以外の目的が必要な理由
金なんて使ってなんぼです。
使わない金は、ただの紙です。アルミです。金属です。
飛べない豚はただの豚です。
要するに、なんのために金が必要か?
何のために仕事するのか?
ってところが重要です。
あなたにとっての「なんのために」が見つかったとき、仕事は楽しくなります。
「生活するために」っていうのは除外してください。これだと楽しくなりませんから。
他人の体験談はためになる
「あなたは何のために仕事をしてるのですか?」
急にそんなことを聞かれても、金を稼ぐため、生活のため以外の目的を即答できる人はあまりいません。
「カンボジアの恵まれない子供たちのために学校を建てるためです。」
みたいな志の高い目的を持ってる人はマイノリティですし、そこまで立派な目的を持つ必要はありません。
あなたが熱くなれる目的が見つかれば良いのです。
早速考えてみて下さい。
と考えたところで、簡単に思いつくのは難しいですよね(笑
そんな時は他人の体験談を知るのが、とても参考になります。
この本は人生経験豊富な色々な職種の方10人による、働き方、考え方、生き方が記載されています。
きっと、あなたが仕事をする目的を探す手助けとなってくれるでしょう。
まとめ
要点を以下に纏めておきます。
- 「仕事はつまらないものだ。」と考えるのはとても勿体ない
- 人生の活動時間の 2 割は仕事に費やす
- 残業が多い人は 3 ~ 4 割を仕事に費やす
- 人によって仕事を楽しむポイントが全然違う
- 楽しんで仕事をしている人が勝ち組
- 熱くなれる目的を見つけよう
- 他人の体験談を知ることはためになる
あなたが仕事を楽しく感じるようになれば、まわりの人も影響されて楽しく感じるようになります。
是非、この機会に仕事をする目的を真剣に考えてみて下さい。
どうしても今やってる仕事で楽しめるような目的が考えつかないという場合は、副業に楽しさを求めるのもありだと思います。
以上、『仕事がつまらないなら考え方を変えた方がいい』でした。
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