そのLINE@への投資は勿体ないよ?もっとベネフィットを追求すべき。

この記事は約3分で読めます。

この前、3つ下の後輩と二人で、新宿3丁目にあるチェーン店の居酒屋で飲んでたんですよ。そしたら、テーブルの端にこんな宣伝カードを見つけました。

LINE@はじめました

「そうか、はじめたのか。」
「ふむふむ。」

これで終わりです!

そんな結末は望んでませんよね?
せっかくLINE@はじめたんだから、沢山の優良顧客やファンを取り込みたいですよね?

なにが駄目なのか?
私の考えを述べさせていただきます。

LINE@とは

いいんだけど、なーんかちょっと違うんだよねぇ

「LINE@ってなんだ?」という方のために軽く説明しておきます。
LINE@とは、友達同士でやっている一般的なLINEとは別に、情報発信やビジネス向けに特化したLINE@アカウントです。要するにお店や企業が加入したユーザーに向けてPUSH通知で販促をするために導入するツールと理解してください。

販促(販売促進)について

まずベネフィットという言葉が頭に浮かびます。ベネフィットとは英語で benefit、「利益、ためになること」という意味です。

有名な話で、「ドリルを買いに来た人が求めているものは、ドリルではなく穴である」という格言があります。ドリルを買いに来た人は、どこかに穴を開けたいだけです。よって、ドリルよりも値段が安くて穴が開けやすいものが売ってれば、そっちを買います。

優秀な販売員ならば、ドリルを買いに来たお客様に対して、ドリルの硬さや鋭さ光沢感を説明するよりも、穴を開けた事で得られる充実感や喜びを熱く説明すべきです。

今回、居酒屋で発見した「LINE@はじめました」の宣伝カードですが、加入した後のベネフィットについての記載がなかったので全く持って興味を惹かれませんでした。

改善案について

後輩がここの居酒屋のアプリをインストールしており、そのアプリが表示するクーポン画像を定員さんに見せることで1500円くらいの刺身5点盛りを無料で堪能することができました。

よって、『LINE@今なら1500円の刺身5点盛りを無料で配布』にすれば、間違いなく加入します。ただ、よくあるのが加入した当日は無効、次回来店から。みたいなのもよく見かけます。個人的に、こういうやり方は嫌いです。次もこさせようという気配を感じてしまい、行く気が失せます。最初は大判振る舞いすべきです。利益は後から付いてきますから。

まとめ

居酒屋でビール

せっかく投資をして優良顧客の囲い込みを考えているならば、そのエントランス部分の重要性を考慮すべきです。「冷やし中華はじめました。」みたいな洒落たセリフはいりません。もっとユーザーが食いつくキャッチコピーを考えるべきです。

せっかくなので私もキャッチコピーを考えてみました。
LINE@幻のビールをあなただけに
こういう限定ものも魅力的ですよね。ビール好きな私は必ず加入してしまうと思います。

The following two tabs change content below.
会社員Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は100万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界にもちょっと慣れてきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました