オリジナル絵本「いしころくん と だいあくん」を書いてみた。

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下の子はそろそろ小学生になる年頃なのですが、寝る前に絵本を読んで欲しいと、よくお願いされます。

絵本はタイプにもよりますが、人生で役に立つことを分かりやすく教えてくれるものも多く、楽しく勉強できるコンテンツの1つと私は考えています。

ちなみに私が最近読んで、印象に残り、面白いと感じたものは以下2つです。

そんな理由もあり、そのうち絵本を自作したいという願望がありました。

そしてついに完成しました!!

タイトルとキャラクターは1ヶ月くらい前から考え温めておいたのですが、作業着手はなかなか億劫で、放置してました。しかし、下の子から「前に話してた絵本はつくらないの?」と指摘されたため、重い腰をあげてサクッと作り上げてみました。

シナリオは10分くらいで作成、紙を切り、文章を手書きで書きあげ、絵を描き、色は下の子に塗ってもらいました。

製作時間はトータル2時間くらいです。

なかなか良い出来だと思うので、写真にとったものを共有しておきます。お役に立てば嬉しいです。

いしころくん と だいあくん

タイトル:石ころ君とダイア君

サブタイトル:「何に怒っているの?」

プー。ダイア君は怒っています。何に怒っているのかな?昨日、ママにこう言われたからです。

「あなたは約束を守らない。そんな子、ママは嫌いです。」遊んだおもちゃを片付ける。それがママとの約束です。ダイア君は片付けをしなかったのです。

どうせ明日も遊ぶのだから、片付けなくてもいいじゃないか。ダイア君はそう思っています。「ママなんか嫌いだ!」大好きなママに、そう言ってしまいました。

「やぁ、ダイア君」友達の石ころ君です。怒っているダイア君を見て、石ころ君は言いました。「何かあったのかい?」

「ママが酷いんだよ!」ダイア君は怒っている訳を話しました。石ころ君は静かに話を聞きました。

話を聞いた後、しばらくして「いいなー」石ころ君は言いました。「なっ!」ダイア君はビックリしました。

「だって、僕には遊ぶ玩具(おもちゃ)がないんだ。」石ころ君は言いました。「それに、叱ってくれるママもいないんだ。」石ころ君は泣きそうです。

ダイア君は思いました。僕は何に怒ってたんだろう。だって、僕には玩具もあるし、ママもいる。ダイア君は石ころ君が可哀相(かわいそう)に思いました。

「一緒に遊ぼう!」ダイア君は元気に言いました。「いいよ!何して遊ぶ?」二人は夕暮れまで、楽しく遊びました。

家に帰ったダイア君はママに言いました。「ママ、ごめんね。」晩御飯は、ダイア君の好きなハンバーグでした。一方、石ころ君の晩御飯はたんぽぽでした。

おしまい。

あとがき

文章は小さい子でも読めるように全て、ひらがなで書きました。逆に大人だと文章の区切りが判断しずらく、読みにくいものですね。また、私の字が達筆すぎるので、読みにくいと思い、読み聞かせしやすいよう、気を効かせて、漢字を混ぜた文章を間に記載しておきました。

今回のサブタイトルは「なにに おこっているの?」です。

人が怒る理由は様々ですが、大抵の場合、時間が経ち、冷静になってみると、そこまで怒る必要なかったんじゃないか?実は自分が悪かったのか?など、反省することも多いと思います。

怒鳴り口調で何か言われると、言われた方も怒鳴り口調となり、たいしたことない事象なのに、喧嘩になってしまうケースも多いと思います。

しかし、怒ったことにより、事態が良い方向へ進むことは稀だと思います。そして、建設的な話をすることは困難になります。よって、基本的に怒ることはない方が、人生を幸せに生きる秘訣なんだと考えています。

次回作は「信用」はとても重要。という、とても深い内容の話を、子供にもわかりやすくしたストーリーを書いてみたいと思います。

以上、オリジナル絵本「いしころくん と だいあくん」でした。

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会社員Shira
IT系の会社員。1978年生まれ。個人開発でAndroidのアプリをリリース、総ダウンロード数は100万くらい。36歳で初めての転職、未経験のweb業界にもちょっと慣れてきました。

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